
停電や瞬断に備えるためにUPS(無停電電源装置)を検討している方の中には、
「Jackery New 1000はUPS代わりになるのか?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。
私自身、急ぎの仕事最中の停電で、デスクトップPCのデータを飛ばして地獄をみた経験がありますので非常に興味のある内容です。
結論から言うと
Jackery New 1000はUPSの機能を搭載しているので家庭で使うUPSとしては利用可能です。
とりあえずは実際にUPSとして機能するか試してみた
Jackery New 1000は「UPS機能あり」とされているものの、方式や切替速度の数値は公開されていません。
そのため「0秒切替」が保証されているわけではありませんが、
実際に筆者の環境では、
デスクトップPC(MiniPcですが)を接続した状態で停電させても
電源が落ちず、作業を継続できました。
通常PCの電源ユニットには数ms程度の瞬断なら吸収できるますし、
一般的な家庭用機器であれば
実用上は十分にUPSとして機能すると考えられます。
GIGAZINEさんの引用になりますが
実験を記録したものがありましたのでこちらを掲載しておきます。
こちらはどでかいパネルサーバーでもおちないのを証明してますね。
UPSとは?EPSとは?基本をおさらい
UPS
UPS(Uninterruptible Power Supply/無停電電源装置)は、停電が発生した際に瞬時にバッテリーから給電へ切り替え、PCやサーバー、医療機器などを守る仕組みです。
EPS
EPS(Emergency Power Supply/緊急電源)は「停電を検知してバッテリーに切り替える方式」で、切替時間が発生します。JackeryのPlusやProシリーズでは「20ms以内」と公式に数値保証されています。
Jackery New 1000のUPS機能は?
以前の同型モデルではUPS、EPS機能どちらもありませんでした。
旧型にあたる1000 Plus(2000 Plus / 3000 Pro 等)から EPS機能(20ms以内での切替保証) が搭載されました。そのラインの中古モデルを購入をする場合は注意がいりますが、
Jackery New 1000からUPS機能の搭載が明記されています。
さらにパススルー充電(充電しながら給電)が可能です!
パススルー充電の注意点
何事にも長所と短所があるように、パススルー充電にも注意すべき点があります。
- バッテリー寿命への影響
一般的なポータブル電源では、パススルー充電を常時続けているとバッテリーに負荷がかかり、寿命が縮む可能性があります。常に充電と放電を繰り返している状態は、休みなく働いている人間のようなもので、負担が蓄積しやすいのです。 - 発熱リスク
パススルー充電時にはバッテリー本体に負荷がかかり、温度上昇する場合があります。ファンが回りっぱなしになるケースもあり、静音性や耐久性に影響が出ることがあります。
しかし、JackeryのPro・Plus・Newモデル(もちろんJackery New 1000も含む)は改良されており、
パススルー充電時でもバッテリーに負荷がかからないよう設計されています。
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ここ大事!
そのため、他社製品と違って「充電しながら使う=寿命を削る」という心配は基本的に不要なのです。
広がる使い道
Jackery New 1000は、PCのバックアップ用途だけでなく、停電時には冷蔵庫や照明、Wi-Fiルーター、スマートフォンの充電など、家庭で欠かせない電力を一時的に支えることができます。
特に冷蔵庫を数時間動かせるだけでも食品の保存に大きな差が出ますし、通信や明かりが確保できるのは非常に心強いポイントです。
1000Wクラスの出力があるため、扇風機やテレビなどの家電もカバー可能。
停電や災害時の「電力セーフティネット」として、家庭に一台備えておくと安心です。
まとめ:Jackery New 1000は「簡易UPS」として有用
- Jackery New 1000にはUPSとして使用可能
- 他社製品と違い、パススルー充電でJackery New 1000モデルは寿命への負担が少ない設計
- 筆者の体験上、デスクトップPC程度なら停電時も安定稼働できた
- 長時間停電対策には最適だが、瞬断が致命的な機器には専用UPSを推奨
つまりJackery New 1000は、アウトドアや防災用としての用途に加え、在宅ワークや家庭の停電対策に「簡易UPS」として非常に頼れる存在です。

